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おかず の おかず

小遣い制人見知りおやじのブログ。趣味やペットの事、日常のありふれた事を飽きるまで綴ります。

セブンのバイト君

少し前、ヤフオクへの出品物を落札者へ送る際
黒猫のおばちゃんに拒否られた物をどの様に送るかと思案した結果
メールパックに行き着いた。

メールパックはポストのあるコンビニでも売っているらしい。
近所のセブンの前にちょうどポストがあった。
行ってみると、運良くメールパックをゲッチュできた。

IMG_1659.jpg


数日後、同じように落札物を送る為メールパックをを購入しようと
会社帰りに再びそのコンビニに立ち寄った。
その時は帰宅時間が遅く、店に入ったのは深夜0時近くだったはずだ。

店に入ると店員が2名。
何やら見せの片づけをしている模様だ。

オレは偶々一番近くにいた茶髪の店員に声を掛けた。

オレ:「すいません。」
バ君:「はい!」

茶髪でいまどきの若者である。
恐らくバイト君だろう。
第一印象は悪くない。

そしてオレは続ける。

オレ:「メールパック欲しいんですけど~」
バ君:「はい!」

元気良く、何の迷いもないその返事にオレは一先ず安心した。
風貌を見て、誠に申し訳ないが、メールパック自体を全く理解していないのでは?
とやや不安になっていたからだ。

バイト君はカウンターの中に入ると、壁を見始めた。

オレ:「・・・なに見てるのかな?・・・」

壁には空調の操作盤がある。

オレ:「・・・空調の調節がしたいのかぁ・・・」

しかしバイト君の指はその操作盤に触ろうとしない。
良く見ると視線が違う方を向いている。

オレ:「・・・なに見てるんだよ?・・・」

バイト君の視線の先を見てみると、壁に複数のパックがぶら下っている。
よ~く見ると、何のカードかわからないが、遊戯用のカードパックの様だ。

バ君:「え~と、メールパック・・・ですかぁ?」

間違っている!間違っているではないか!バイト君!

オレの消えかかった不安は一気に蘇ってきたが
今後の展開にやや期待めいた感情すら生まれつつあった。

オレ:「いやいや、メールパックだよ、メールパック!」

今までと同じ単語を連呼しただけであり、現時点で間違っているバイト君には何ら
効力は発揮しない様に思われた・・・。

バ君:「あっ、あぁ~~!」

と叫ぶとおもむろにカウンターの下を覗き込むバイト君。
暫くして取り出してきたのは、正真正銘のメールパックであった。
オレは奇跡にも近い思いでそのメールパックを覗き込み

オレ:「そうそう、それ、それ」

バイト君はレジ処理をする為にバーコードリーダーを握り
そのメールパックに印刷されているバーコードに近づけるが、うんともすんとも反
応しない。

何回もトライするバイト君・・・。

実はこの時、オレはその原因を直ぐに把握していた。
以前使った時、今バイト君が必死にレジに読み込ませようとしているバーコードの
本当の目的を知っていたからだ。


その本当の目的とは・・・・・
「メールパック配達追跡用ナンバーのバーコード」
である。

当然いくらレジに読み込ませようとしても、反応するはずがない。
オレは暫くその様子を笑いを堪えながら見守っていた。

バイト君は異変に気が付いたのか、バーコードリーダーを押し当てるのを止め
メールパックに書かれている文言を読み出した。

見るからに一心不乱に読んでいる。
何を理解しようとしているのか?
オレには想像が出来なかった。

一通り読み終わり、自分なりに結論を出した様でバイト君はこう言った。

バ君:「これ~、売り物じゃないっすね!!」

吉本新喜劇の如く、その場に倒れこみそうになったのは言うまでもない。

売り物じゃないって・・・・
お前、さっきまで売ろうとしてバーコードを一生懸命読ませようとしてたじゃなか!

しかし、あまりの呆れようで腹も立たない。

オレ:「いやいや、売り物だよ!(笑)。1枚350円だし!」
バ君:「ホントっすか!」

ここで飛び出した「ホントっすか!」攻撃。
バイト君はバーコードを諦め、1枚350円、2枚買ったので700円をレジに打
ち込み
オレにお釣りを渡してくれた。

一体、レジにどの様な品目コードで打ち込んだのか?
あの時、売り物ではない事に同意していたら、タダでくれたのか?
タダでは悪いので、1枚10円だよ~といえば10円で買えたのかも?

色々と疑問や想像は尽きないが、とりあえず目的の物を手に入れたオレは家路を急
いだのであった。



茶髪の深夜バイト君、今後も是非頑張って、お客を笑わせて欲しい。

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